プロジェクト「言語を比べる」のテーマ《品詞》についての概要と,このテーマで書いた個別記事のリストをまとめておく。
- 目次-CONTENTS-
テーマの概要
このテーマでは各言語の品詞を調べて,個別記事にまとめていく。
知りたいことが大きく分けて二つある。まずどの言語にどんな種類の品詞があるかということ,そしてそれぞれの品詞がどんな特徴を持っているかということ。この二点を明らかにすることを目標にしたい。
各品詞の特徴は,形態論的特徴と統語論的特徴という観点から「ざっくりとした」説明をするだけにとどめる。
- 形態論的特徴
- 語が変化するかどうかということ。「単数形と複数形」「現在形,過去形,未来形」などの語形変化があるかどうか。
- 統語論的特徴
- 語が文中でどんな働きをするかということ。例えば,「主語になる」「述語になる」「修飾語になる」「文と文をつなぐ」など。
「スペイン語の動詞は人称・数によって活用する」「ポーランド語の形容詞は名詞の前や後ろに置く」など,その言語について「何も知らないよりも少し知っている」くらいの知識が得られればそれで良い。今回のテーマは《名詞》や《動詞》ではなくて,あくまで《品詞》である。込み入った説明をすることは避けて,全体像を概観する。
各品詞について,例文を1個か2個,語例を5から10個くらい,そして短いまとめがあれば足りるかなと思う。
個別記事をある程度書いたら,比べる記事も書きたい。「言語の系統」あるいは「話されている地域」などを基準に,いくつかの言語をまとめて比較・対照する。これが最終目標である。
個別記事リスト
随時更新!(最終更新:2024/09/10)
五十音順
- イタリア語の《品詞》
- ウクライナ語の《品詞》
- 英語の《品詞》
- オランダ語の《品詞》
- カタルーニャ語の《品詞》
- グルジア語の《品詞》
- クロアチア語の《品詞》
- スペイン語の《品詞》
- スロヴァキア語の《品詞》
- スロヴェニア語の《品詞》
- セルビア語の《品詞》
- チェコ語の《品詞》
- ドイツ語の《品詞》
- ハンガリー語の《品詞》
- フィンランド語の《品詞》
- フランス語の《品詞》
- ポーランド語の《品詞》
- ポルトガル語の《品詞》
- ラトヴィア語の《品詞》
- リトアニア語の《品詞》
- ロシア語の《品詞》
系統別
印欧語族
- スラヴ語派
- バルト語派
- ゲルマン語派
- イタリック語派
コーカサス諸語
ウラル語族