このブログで今までに書いたテーマ《基数詞のしくみ》の記事へのリンクをまとめる。五十音順のリストと,言語の系統別によるリストがある。
- 目次-CONTENTS-
概要
このテーマの目的
このテーマの一番の目的は基数詞が数をどう表すのかを調べて。例えば「22」という数なら,ポーランド語のdwadzieścia dwaは「20」と「2」を大きい順に並べた言い方,ドイツ語のzweiundzwanzigは「2」「20」の順番で間にundを挟む……というように,同じ数でも言語によってしくみが違う。これをなるべく多くの言語で調べて比べたい。
もう一つ,記事で扱った範囲の基数詞を書けるようにしたい。例えば「1」から「1兆」までの範囲を扱うとして,1兆個の例を挙げるのは不可能だけど,しくみさえ分かれば任意の基数詞を書き表せるはず。そのためにも,最大の目的である数を表すしくみをしっかりとまとめる。
過去に書いた「テーマ《数の表現》」と似た内容だが,今回は「しくみ」に絞って,より多くの言語について書きたい。
このテーマの方針
「しくみ」を最優先に
今回は「しくみ」について書くことが一番の目的で,それを最優先に考えたい。例えば,基数詞が語形変化をする場合,その変化を全部説明するわけではなく,「しくみ」を理解するために必要最低限の説明があればそれで良い。
十分な説明と例を書く
範囲内のすべての基数詞を挙げることは難しくても,「しくみ」が分かれば,ひとつひとつの基数詞を導き出すことはできるはずである。そのために十分な説明と例を用意し,書き方も工夫する。
まとめを書く
最後に,簡単にまとめを書いておく。どの言語でも,おそらく基数詞をいくつかのグループに分けて説明することになると思うので,そのグループごとの特徴を最後に見やすくまとめておきたい。異なる言語どうしの《基数詞のしくみ》を比べるときにも役に立つはず。
記事リスト(五十音順)
テーマ《基数詞のしくみ》の記事を,言語名の五十音順で並べたもの。
- アイスランド語の《基数詞のしくみ》
- アイルランド語の《基数詞のしくみ》
- イタリア語の《基数詞のしくみ》
- ウクライナ語の《基数詞のしくみ》
- 英語の《基数詞のしくみ》
- オランダ語の《基数詞のしくみ》
- カタルーニャ語の《基数詞のしくみ》
- ガリシア語の《基数詞のしくみ》
- ギリシャ語の《基数詞のしくみ》
- クロアチア語の《基数詞のしくみ》
- スウェーデン語の《基数詞のしくみ》
- スペイン語の《基数詞のしくみ》
- スロヴァキア語の《基数詞のしくみ》
- スロヴェニア語の《基数詞のしくみ》
- セルビア語の《基数詞のしくみ》
- チェコ語の《基数詞のしくみ》
- デンマーク語の《基数詞のしくみ》
- ドイツ語の《基数詞のしくみ》
- ノルウェー語の《基数詞のしくみ》
- フランス語の《基数詞のしくみ》
- ブルガリア語の《基数詞のしくみ》
- ベラルーシ語の《基数詞のしくみ》
- ペルシア語の《基数詞のしくみ》
- ポーランド語の《基数詞のしくみ》
- ポルトガル語の《基数詞のしくみ》
- ラトヴィア語の《基数詞のしくみ》
- リトアニア語の《基数詞のしくみ》
- ルーマニア語の《基数詞のしくみ》
- ロシア語の《基数詞のしくみ》
記事リスト(系統別)
テーマ《基数詞のしくみ》の記事を,言語の系統別に整理したもの。分類の仕方は「言語の記事リストまとめ」の系統別のまとめと同じ。参考文献もそちらにまとめてある。
印欧語族
- バルト・スラヴ語派
- ケルト語派
- ゲルマン語派
- イタリック語派
- ラテン語
- イタリア・ロマンス語群
- ガリア・ロマンス語群
- イベリア・ロマンス語群
- ダキア・ロマンス語群
- ラテン語
- ギリシャ語派
- インド・イラン語派
- イラン語派